Ann Morrow Lindbergh
単語
reform: 改革、改善
paradoxically: 逆説的に
訳例
逆説的なことなのですが、真の安全というものは、成長・改革・変化の中にのみ、見いだし得るのです。
アン・モロー・リンドバーグ
解説
今日の言葉では、only が文頭に出たために、全体が倒置の文になっています。英語では、否定語や only などが文頭に出ると、倒置(主語と助動詞・be動詞、一般動詞の場合は主語の前にdo)が起き、
否定語+動詞(助動詞)+主語
(否定語+do+主語+動詞)
という語順になります。
例1
Never have I met anyone with such a wealth of talents.
(≒ I have never met anyone with such a wealth of talents.)
今までにあれほど多才な人に会ったことはない。
例2
Little did he think she would be there as well.
(≒ He little thought she would be there as well.)
彼は、彼女もそこに来ているとは思っても見なかった。
今日の言葉を通常の語順に直せば、
True security is to be found only in growth, reform and change.
となります。
true security が主語で、is が動詞ですね。
is to はここでは「可能性」を表していますので、is to be found で「見つけることが出来る、見いだし得る」となります。
アン・モロー・リンドバーグ(1906-2001)
アメリカの作家
作品に、夫(チャールズ・リンドバーグ)の飛行機に同乗した経験を描いた
『Listen! The Wind』やエッセイ『Gift From the Sea』などがある。
ブログランキングに参加しています。 おひとつポチッと(^O^)。
↓
人気blogランキングへ
スポンサーサイト